糸島市二丈福井『そば打ち楽土』さんのランチに行きました。

JR大入駅より徒歩7分。国道202号線沿い、唐津方面へ向かう途中の右手側です。

大入長屋1階になります。

2022年10月オープン。2023年4月からは営業日も増えました。

大入長屋は、大きな一軒家の古民家。

各部屋ごとに、ヨガ教室、陶器屋さん、メダカ屋さんなど、いろんな店舗が入っていて、まるでシェアハウスのよう。

落ち着いた雰囲気の店内は、お庭が見える大きな窓があり、心地よい風が入ってきて、遠くには山も見えて、ゆっくりとお食事ができます。

お店を始めたきっかけを伺いました。

ご主人がサラリーマン時代に趣味で蕎麦道場に通い始めました。そのうち、道場のお手伝いをするようになったが、数年後道場が閉店。それでも、そば好きなご主人は、そばを打って友人に振るまったり、依頼があれば自宅でそば打ち体験を開催したりしていました。

そして、脱サラをし今のお店をオープンされたそうです。

十割そばにこだわり、粗挽きのそば粉を使い、小麦粉を一切使わないという徹底ぶり。茹でるときにそばが切れやすく、とても難しいが、試行錯誤を続け、現在の粗挽き十割そばになったとのこと。

粗挽きなので、そば自体に黒い粒々が見え、コシがあまりないのも特徴。食べたときにそばの香りがより強く感じ、フワッと鼻に抜ける。噛めば噛むほど穀物感を感じて味わい深くなります。そば好きにはたまらないでしょう。

いろんなそばの食べ方を知ってほしいとの思いから、そば粉を水で練って温めそばつゆでいただく「粗挽きそばがき」、そばの粒々の実をそのまま味わう「出汁香るそばの実雑炊」、さらに、季節の糸島野菜を使った一品「季節のひとさら」、黒豆が丸ごと入っている「食べられる黒豆茶」、そして自慢の「粗十そば」のセットで、1500円とリーズナブル。

また、そば打ち体験もできる。打ち立てのそば、そばがき、そばのみ雑炊、黒豆茶がその場で食べられ、そば二人前とそばつゆの持ち帰りがついて4000円。（こちらは、素人が打つので小麦粉をつなぎとして使っている。）

そばちょこを選んで自分好みの器で食べられるのも嬉しい。そばつゆも自慢で、甘めのおいしいかえしは「おさむちゃんがえし」としてファンも多いとのこと。

婚活で知り合ったご夫婦。

ご主人が蕎麦を打って接客。奥様は、裏方で広報活動、HP、SNSなどの宣伝部隊。

気さくなご夫婦で会話も弾みました。

そば打ち体験はカップルにも人気だそう。

帰りには、すぐ裏の海にも案内していただきました。穴場のスポットかもしれませんね。

お食事もそば打ち体験も完全予約制のため、必ず、前日の17時までにご予約くださいね！

また伺いますね。ごちそうさまでした～♪

［まいぷれ糸島編集部：CM］