糸島市の新店オープン特集
動物の命を大切にした革製品。シンプルで使い勝手のよいカタチとユニークな色使い。
糸島市前原中央2019年12月にオープンした『 SCATOLA(スカートラ)』さんを訪ねました。
JR筑前前原駅より徒歩5分。老松神社のお隣です。
以前は、駄菓子屋さんだったスペースをお借りして開業されています。
神社の隣というのもなんだか縁起が良さそうです。
店主の玉川さんは小さいお子さんを持つママ職人さん。
22才の頃、革のカバンに興味を持ち独学で学び、その後イタリアの鞄工場で修行、東京のアパレルメーカー、そして鞄サンプル職人として働き、5年前に糸島へ移住されてきました。
糸島に来てからは、自身の作品を、ここのきさんや糸島市応援プラザで販売し、クラフトフェスなどのイベントにも出店され、このたびアトリエ兼店舗をオープンされました。
『SCATOLA』とはイタリア語で「箱」という意味。お気に入りのものを色々詰めてポンポン入れて使って欲しいとの思いでつけられました。ロゴもとても素敵です。
玉川さんの想い通り、SCATOLAさんの鞄はどれも使い勝手が良さそうに工夫されたものばかりでした。
触った感じの風合いもとても優しい感じがして作り手の雰囲気が出てました。
いずれは、ブランドとしていろんな方に使っていただきたい。
ブランド名としても使えるようにあまり手作り感がないようなロゴにしたかったんですとのこと。
ここで使われている革は、農産物を荒らすために捕獲された野生動物の革。以前は破棄されていたものを命あるもの大切に使いたいという考えに賛同されて使用しているそうです。
多少の傷やシミ、シワなどは革の個性としてできるだけ使っていきたいそうです。
その優しさも製品に現れているのかもしれませんね。
お客さんは、9割が女性。旦那さまや彼氏さんにプレゼントとして送られる方もいらっしゃるそうです。
人気の商品は、長財布とリュック。
長財布は小銭が出しやすような形に工夫してあったり、カード入れ部分の色を変えていたりとちょっとした工夫がうれしい。
リュックは背中側にファスナーがついていたり、サイドポケットはペットボトルが入る大きさだったりとこれまた使いやすそう。女性が背負うのにちょうど良い大きさなのも良いですね。
製品のフルオーダーはやってませんが、色を変えたり、取っ手を変更したりのセミオーダーはできるので、好みの色に変更して、自分だけのカラーも嬉しいかも!
「店舗を持つことでお客さんの要望を直接聴けるのが嬉しいです。」
と、笑顔の玉川さん♪
今後は、男性にも愛用してもらえるような少し大きめのリュックも作る予定だそうです。
前原散策ついでに立ち寄ってみられませんか?
[まいぷれ糸島編集部:CM]
店名 |
SCATOLA(スカートラ) |
住所 |
糸島市前原中央1-4-12 |
電話番号 |
070-7517-2502 |
営業時間 |
10:30~16:00 |
店休日 |
日曜・月曜・第3・4土曜 |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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